タイトルのとうり5月12〜13日にドタキャンの出た「ULUA2」にリベンジの旅
そして6月15〜18日に完全な観光として行ってきた本島ツアーの旅日記です。
航海日誌史上最大ボリュームでお送りいたします。              




今回は天気予報も安定していたのでレンタカーを借りず、比較的に糸満に近い小禄駅周辺に
宿を取り、2日間ともタケゾー船長に送迎してもらい釣りに集中する体制をとったBDR軍

金曜の夕方に沖縄入りして、近場の居酒屋へ出撃、準備万端で就寝

朝御飯もしっかり食べて、ピックアップしてもらい、5ヶ月ぶりにURUA2号と再会



潮差は少ないけれど、水温も24度、風も適度にあり、条件的には問題ない(はずだった)




前回も同じ様な写真を載せたが、船長の顔つきや、太陽の状態など、余裕の出港



なんと言っても、久々のベストシーズン中のGTフィッシングですから気合いも入ります



港から10分、最初の航路ポイントで早くも私のランブォー(石垣・君島さんチューン)に
後からメラメラ〜バコ〜ンとアタックしてきた推定35kgの本命君を無事に乗せてファイト開始


ライン角度30で横山ゴリ巻き
「底が厳しいのでフォロー入れま〜す」
猛前進でライン角度45、横山ドラグ締め込み
「底はギザギザですから、ガンガン浮かしてください」
さらにドラグ締め込み横山ゴリ巻きライン角度60
「取れますよ〜頑張りましょ〜」

その瞬間でした・・・・PE8号のメインラインがプツリ・・・・15秒間のお楽しみでした




「確かに残念だったが、船内の誰もが海の活性の高さを信じて疑わなかったのである」

これが地獄の始まりであった




船は沖縄本島沿岸を離れルカン環礁経由で慶良間列島の南側に舵を取る
上げ潮も利き始め、船長イチオシの時間に突入・・・・が・・・・・・



おかしい、何かがおかしい。なんだか、とってもおかしいぞ?



なんで? どうして? なにが駄目なの?

結局、初日は朝一の私のブレイクのみで終了。

寄港後にタケゾー船長と晩飯を食べながら反省会&作戦会議を綿密に行うも、活性が低い
としか言いようがない、この条件でなんで活性が低いのかは疑問のまま、明日は気合いで
渡名喜から久米島海域で大バクチに出ようと言う事で話は終了、ジワジワと朝の出来事が

悔しくなっていく自分の「心」を押さえ込みつつ、最終日に備えて今日も早寝のBDR軍



日本の島へ行こう」さんから拝借しました


最終日は波が上がるも、ザブザブ、とにかく渡名喜島を目指して朝早くから進軍開始
ザブ〜ン・ザブ〜ン、そして黒島周辺を通過中に由美子隊員に異変が発生!

「船長殿! 自分は今、人生最大の船酔いをしており、体が動きません!」


ここで渡名喜遠征を断念し、島影の穏やかな海面でしばしの休憩
由美子のタックルをライトな物に変更して渡嘉敷島を時計回りに攻めていく


魚の気配無し

最後の座間味の離れ根にて、由美子のツイスターJr.に待望のGTが飛び出した!
「クエ! クエ! クエ!」と3回のアタックに細かく対応するも痛恨の歯形のみ!


終わった! リベンジならず!


(後日談)

カーペンターの小西さんのHPにも出ていたが、いくら最盛期と言えども、なぜかサンゴ
の産卵時期と、時を同じくしてGTが口をまったく使わない期間が存在するという現象が
あるようだ。以前にも石垣島でシーファイターの大竹さんにも同じ事を聞いた事があると
記憶している。科学的には証明されていない釣師の生態学とでも言うのか?不思議な事だ


という言い訳で前半のGT釣行記は終了
ここからは前回も評判の良かった観光案内です




6月15日の午前中に那覇入りし、それぞれ仕事を片づけて御近所で晩ご飯
私が発熱中だったので、この日はマタ〜リと那覇の定宿「ホテルタマキ」にて1泊
(実は夜中に熱が39度を越えて近くの救急病院にて解熱処方を施す)

交通便利・買い物便利・病院至近・駐車無料・綺麗で広い部屋にて9,400円



朝御飯食べて2度寝してから出発、今回の愛車はスズキのスイフト君、4日間で11,403円

まずは前回、時間の都合で素通りしてしまった、「あいかた積み」と呼ばれる技法で独特の
曲線を描いて積まれた城壁で有名な座喜味城へ、このアーチ型の石門は沖縄で最も古いとか



そろそろ昼時、由美子のリクエストでタコスを食すことに
今回は私のリクエストで金武町社交街と辺野古社交街を経由して北上するルート

誰かのブログで、大阪のたこ焼き、横浜のシュウマイ、金武のタコスと称される街
金武町にはタコライス発祥の店で有名なキングターコース本店があります



リーズナブルでデカ盛りの店ですが、店内で料理を撮る勇気が無かったので外観で許して下さい
タコス4コ500円・タコスバーガー350円・ドリンクS2個200円で腹イッパイです


つづいて辺野古社交街です、下の写真は映画のロケ地で有名な建物です



由美子いわく「ターガヒ〜ガプ〜!」のポーズだそうです(参考:ホテル・ハイビスカス
ほかに渡具知ストアなんかも実在していて、非常に情緒にひたれる街でした。


続いても、なんかの映画で見た事がありそうな本部にある「備瀬のフクギ並木」



写真では民家は写っていませんが、何本もの路地が縦横無尽に走り回り、正直、観光地にしては
似つかわしくない生活感丸出しの場所も多いのだが、逆に観光地化されていないリアルな旧村の

雰囲気がプンプンする不思議な場所でした。突然、海にでたり、民家の玄関だったり、もう少し
時間を掛けて徘徊したかったです。ちょっと後悔。                    

3時を廻ったのでとりあえず今夜の宿「ホテルコンドミニアムゆがふいんBISE」へ
オーシャンビューの4人部屋を贅沢に2人で使用もキャッンペーン価格の7,350円!

部屋は大変満足でしたが冷蔵庫のモーター音が壁に反響して夜はフェリーかよ!って感じ

色々と入っていたのでコンセント抜けずに残念、次回は無し(皆さんも要注意でいきましょう)

で天候も安定していたので、今日の内に本日2カ所目の世界遺産・今帰仁城へ登山決行



入場料300円、無料の場所も多いのに何故?と思ったけど、ここは広い!

税金だけじゃ全然、復元の作業が進まないという事でしょうか? 納得の300円でした



世界遺産の受付も、ここまで那覇から遠いと、のんびりしたイイ感じです




なんか石の積み方が粗いねなんて話していたけど、石の埋蔵量と、崩壊度の高さから納得



本日の予定終了


姉妹経営のリゾートホテルの温泉で汗を流し、宮里藍ちゃんも常連という本部の有名店

ドライブインレストラン・ハワイ」にて晩御飯は大満足、私は運転があったので
生アセロラジュースを頼んだけど非常に美味しかったです。ただステーキはA1ソース

夜は部屋でやっと島酒しながら映画を見て爆睡


3日目は朝から大雨(やっぱ梅雨でした)
今日の前半はちょっと訳ありの非公開、うるまにある小さな島に用事

写真とかHP公開とかの雰囲気じゃないのでご了承下さい。

で午後はひたすら移動をくり返し、那覇のとある病院
このHPでも、さんざん登場している石垣島の某船長のお見舞いへ



寝ているところを、いきなり襲撃して驚かす計画だったが、ものの見事に驚いてくれた
次の日に退院だというのに豪華な花まで持ち込んで迷惑な見舞客でした(ちばりよ〜)
(本人の希望で顔出しNG処理済)

そして最後の宿にチェックイン「沖縄ホテルコンチネンタル

綺麗なHPに、リニューアルキャンペーンで8400円に飛びつくも・・・だまされた!
住所が辻だから、それなりのロケーションは覚悟していたが右も左も前もソープ!
それは良いとしてもなんだ? この部屋は?



シングルベットの3人部屋! 最後の宿だと思ってデラックスツインを予約したのに
部屋の面積だけしかデラックスじゃね〜か、それにマットもポヨンポヨンだし〜〜!
頭に来たので手前のマットを剥がして2段重ね、縦ダブルベットにして寝てやったぜ

それにしても、何処をリニューアルしたんだろ?(2度と来ないこと決定)



さてさて最終日は今回の旅のメインイベント「糸満ハーレー」の日で御座います

まづはHP用の写真撮影と、まだ行ったことのない玉陵へ
その途中に金城町の石畳坂でパチリ(由美子撮影)



守礼門です



園比屋武御嶽石門です



首里城です



そして初めて来ました玉陵(たまうどぅん)200円です
(沖縄の世界遺産についてはこちらをご参考下さい)

今回の世界遺産巡りはここまでです、残すは中城城跡と識名園の2カ所
比較的に近場ですが天気の良い時に行きたかったので今回は断念しました

という事で昼にらーめん食べて糸満へ

適当に離れた港の片隅に車を置き、歩いてメイン会場へ向かうも空模様が・・・
時折、ピカ〜ゴロゴロ〜となる中、海人の皆様はお構いなしでドンチャン騒ぎ
普通はハーリーと呼ぶのだが糸満だけはハーレーと呼ぶそうだ



高校生のレースだと思いますが、現場の雰囲気が一番綺麗に取れていたので掲載決定



これは地区の名誉をかけた最終レース(勝てば1年えばれるらしい?)
ムラサキは結局最下位に終わってしまった「西村」チームだが、さすが精鋭部隊ですね〜
腕と背筋を限界まで使った、漕ぎ手の皆さんの躍動感を切り取った自身の一枚!

豊漁・安全・村の名誉・家内安泰、そして選手にかかる名誉とプレッシャーをサバニに乗せ
男達が一年かけて訓練してきた集大成ということか? 変な演出は必要ない証明です
屋台や人出など恐らく沖縄屈指のお祭りだと思うのだが、賑やかながら素朴な神事を感じた

このレース後半から台風並の雷と集中豪雨
我々はカッパ&傘の重装備だったが最終的にはビショヌレ状態、当然、写真もここまでです


おあとがよろしいようで