東京湾も本格的にシーバスが戻ってきて、週末の大潮という絶好の
コンディションだというのに私と仲乗2号の若月屋は今年最初の
南方八重山海域の深海ジギング&おまけGT遠征に行っちゃいました。
という事で今回もBDRの航海日誌じゃありません。

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早朝の石垣直行便が厚い雲の下に出たときに見えた海はドンブラゴーゴー!

同行の寺井さんと予報ハズレの海を見合わせ今日はあきらめモード突入
広島から前泊で来ている山口さんと平原さんと合流して作戦会議の結果
海は静まる方向なので、出来る釣りが有るなら「それ」からスタート作戦が決定
支度を済ませて午後から出船、最初は行程15分程度の近場のGTポイントから

ウォーミングアップにちょうど良いとテレテレ投げ始めると、いきなり!!



「ガボッ」っと出たのは巨大
バラクーダ
昼間だというのに魚は高活性、かたや私は準備運動もまだなのにフルドラッグ勝負
結局、3分程度で取り込んだけど、私の体は毛細血管プチプチの全身捻挫状態
計測すると26.5Kg、トモちゃん(
石垣在住の女性アングラー)の持つJGFA記録に
1.5kg届かなかったけど、申請していれば男性80Lbクラスのレコード魚でした。
てな感じで五目ジギングなどを皆さんと楽しんで初日は終了。



2日目も朝は波が残っていましたが予報でも午後は良い感じの海況
石垣島西側を中心に180〜230mラインで旅のメインのカンパチ狙い、
事前の情報通り高活性な群れが多く、何処でもガンガンの反応が返ってくる
サイズこそ3kg〜8kgと不満も出たが、不摂生の私達をボロボロに
してくれるには十分な数を満喫してジギングは終了した。

かえりがけに軽くGTをやっていたら若月屋に15kgアップが出たが・・・・
かなり落ち込む若月屋だったが最後の流しで再び奇跡のヒット!


今回のツアーでGTを出しているのはこの時点で彼だけ、なんという引きの強さ

同船の皆があきれるほどの強運に、強力な合わせを何回も入れ、船もフォロー?
苦節3年、若月屋の初GTが遂に私の差し出した
ネットに収まる瞬間が来た。



推定5kgという感じだが、感動というより肩の荷を降ろして安堵する若月屋

サイズアップの楽しみが残って楽しめるじゃん」などと気休めも出てくるが
この1匹を取れずに地団駄ふんでる人も大勢いることを忘れてはいけない(爆)


最終日は飛行機時間の早い広島組と別れて3人で出撃、石垣島周りを攻める
体力的に楽なGT狙いで行く予定だったが、潮の状況はジギングに有利と判断

3人とも体をギシギシ言わせながら潮の効いた230mの根から開始
いきなりトリプルも2人には8kg級の本命、私には八丈アカムツ(値段は高い)
次のポイントでは遂に大本命の10kgオーバーが、またまた私以外の2人に

????、正直、悩みまくり、ジギング嫌いになる直前でした!
船長が私のために入れてくれた次の根で、またも若月屋が余計な事を・・・



乗ってる男は強い!
今回の目標であったGT&カンパ10kg越えをあっさりクリアしたと思えば
1時間後には16kgでカンパの記録更新

参りました!

午後からはGT有利な潮に変わってきたのでキャスティング開始
私に推定7kgのGTが出るも船べりでナチュラルリリース(こんなのばっか)
かわいそうに思ってくれた船長が、急遽カンパチのリベンジの機会をくれた
普段は入らない北部の超有名ポイントらしい
潮がブッ跳んで何とか底を取っているとミヨシの寺井さんにヒット!

続いて胴の若月屋も乗せたらしい(横山の
アセリ極限状態)
祈るようにジャークしている私にも、遂に、遂にキタ〜〜〜〜!



目標には足りないけど今回のツアー自己最大(重さは秘密)でした
おまけにトリプルの全員が無事ランディング完了
最高のシメ流しとなったのでした。



飛行機の時間もあるので急いで帰港する途中、
恒例の泣きのGT一流し
出る出る出〜る! あっちで「ガボッ!」こっちで「ゴボッ!」
ここだけで色々あわせて5発は出てるのに誰も乗せられない!
そんな状況でも寺井さんは今回のツアーもやってくれました



ボロボロの身体にトドメをさしてくれたのはカワスサワラ、通称WAHOO

3月にしては奇跡的に全日出船したうえに、多彩な外道と元気な本命
島滞在57時間、海上に27時間、睡眠が2泊で11時間、居酒屋に5時間
笑うしかないスケジュールに笑うしかない!
コバちゃんに感謝



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